JP
/
EN

メニュー

Customers
導入事例
ホーム導入事例分娩監視システム導入現場レポート:愛和病院 様

分娩監視システム

分娩監視システム導入現場レポート:愛和病院 様

お客様プロフィール

施設名 医療法人 愛和会  愛和病院
所在地 〒350-0001 埼玉県川越市谷上983-1
施設概要 病床数 56床
導入製品 セントラルモニタ:OBIS Ver.3

分娩監視装置:MT-610 スタンダード・プレミアム

導入時期 2019年 / 2022年更新

 

産科部門の特徴

当院は埼玉県川越市にある産科病院です。
全国3位の分娩数を誇り、年間2,600件以上の分娩があります。
開院51年目を迎え、これまでに93,000人を超える赤ちゃんが誕生しています。
近年は約半数が無痛分娩となっています。
毎日新たな命の誕生があり、活気にあふれ、スタッフ一同患者様ファーストをモットーにやりがいを持って働いています。
妊娠、出産、子育てをトータルでサポートさせていただいている病院です。

お客様インタビュー

分娩監視システムによるCTGと母体バイタルの一元管理

分娩監視装置1台で母体のバイタル管理が可能に

私たちの施設では以前からトーイツさんの分娩監視装置とセントラルモニタを導入して使用しています。これまでは、母体バイタルの計測には生体情報モニタを別途使用していましたが、トーイツさんの分娩監視装置に母体バイタル計測機能が付いたモデルがあることを知り、システムの更新を行うことを決定しました。

特に当院では無痛分娩を多く取り扱っているため、分娩監視装置1台でCTGと母体バイタルを同時に計測できるようになり、非常に便利になりました。LDRでは分娩監視装置のディスプレイにCTGの波形を表示し、壁掛けのディスプレイに母体バイタルを大きく表示することで、大変使いやすくなりました。非常に自由度の高い分娩監視システムだと、高く評価しています。

実現不可能と思われたパルトグラムとの連携

更新のタイミングでセントラルモニタと電子カルテを連携させた結果、患者さんの登録作業が簡素化されました。さらに、CTGデータを文書管理システムに保存することにより、ペーパーレス化を実現し、記録紙の保管が不要となりました。

分娩監視システムで母体バイタルの計測も行えるため、電子カルテのパルトグラムとの連携を検討していました。しかし、当院で使用している電子カルテとトーイツさんのセントラルモニタでは、パルトグラム部分の連携実績がないため、早期の実現は困難に思われました。

私たちの要望が製品化につながる喜び

パルトグラムとの連携をあきらめかけていた時、トーイツさんの営業担当者が開発部門に働きかけ、さらに電子カルテメーカーとの度重なる打ち合わせを通じて、母体バイタルをパルトグラムに取り込めるよう迅速に対応していただきました。これまでパルトグラムに様々なデータを手入力していた作業が、自動で行われるようになり、業務が大幅に軽減されました。トーイツさんは、医療現場の声を開発部門に届け、製品化まで結び付けてくれるため、非常に助かっています。

また、分娩監視装置のディスプレイでCTGと母体バイタルのデータを同時に確認できる点は非常に便利ですが、数値が小さいため確認しづらいという問題がありました。実は、冒頭で触れたLDRの壁掛けのディスプレイに母体バイタルを大きく表示する機能は、私達の要望に応えて追加されたものです。

さらに使いやすい分娩監視システムにするために

麻酔を行う際、分娩監視装置のディスプレイでCTGデータと母体心電の波形を同時に確認できれば便利だと考えていました。最新の分娩監視装置では、このニーズに応えてくれており、ディスプレイのサイズも大きくなっているので、CTGと母体バイタルのデータをさらに同時に確認しやすくなっています。

また、最新の分娩監視装置では、内診所見も入力できる機能が追加され、この情報がセントラルモニタにも反映されるようになっています。これにより、分娩の進行状況をリアルタイムで容易に確認できるようになりました。さらに、これらの機能が電子カルテにも反映されれば、より便利なシステムになると期待しています。

取材対象者:佐藤師長・丸山副師長

お知らせ

News

すべて

お知らせ

プレスリリース

学会展示情報

医療安全情報

お問い合わせ

Contact

ご相談・ご質問はお気軽にお知らせください。

0570-02-11210570-02-1121

背景

PAGE TOP